南米のワインといえば、チリ!アルゼンチン!で他国では作っていないかなと思っていたくらいで、ウルグアイワインのことを考えたこともありませんでした。
2019年の教本から登場しています。ボリュームも少ないのでポイントを押さえておけば、効率的に点数を加算できると思います。新たに加わった国ですから、1問くらいは出題されると予想してます。
問題の傾向や最新情報を入手出来たら、随時更新していきたいと思っています。
2020年のフォローアップセミナーでは、ウルグアイが詳しく解説され、協会としても注目のワイン産地であると考えられます。
ウルグアイワインの歴史
全体の流れ
- 紀元前1100年ころからへレスや地中海沿岸でワイン作りが始まる。
- 19世紀後半のフィロキセラ被害により、リオハなどでのワイン作りが盛んになる
- 20世紀、市民戦争などでワイン産業の低迷時期
ワイン造りのトピック
※準備中
地理・気候条件
地理(地図)
気候条件
- 温暖湿潤気候(日本と似た気候)
ウルグアイのワイン法
分類
【VCP Vino de Calidad Prefernte(ヴィノ・デ・カリダ・プレフレンテ)】
優良品質ワイン。以下の条件が必要
・ヴィティス・ヴィニフェラ種のぶどうを使用
・最低アルコール度数10.5度以上
・750ml以下のガラス瓶で販売
・収穫年、ブドウ品種を表示する場合は、85%以上使用していること
【VC Vino Comun(ヴィノ・コムン)】
テーブルワイン(紙パック、デミジョンボトル)
主要ブドウ品種
No | 白ブドウ | 黒ブドウ |
---|---|---|
1 | ユニブラン | タナ |
2 | ソーヴィニヨンブラン | モスカテルアンブルゴ |
3 | シャルドネ | メルロ |
4 | ヴィオニエ | カベルネ・ソーヴィニヨン |
5 | モスカテルブランコ | カベルネフラン |
主要ワイン産地
19県のうち15県でワインが生産されています。ここでは、上位5県の説明をします。(その他重要な県は、検討後追記していきます。)
カネロネス
白ぶどう: マカベオ、パレリャーダ、チャレッロ
黒ぶどう:ガルナッチャ、テンプラリーニョ
特 徴 :国内最大の生産地(約70%近くを生産)
モンテビデオ
白ぶどう: マカベオ、パレリャーダ、チャレッロ
黒ぶどう:ガルナッチャ、テンプラリーニョ
特 徴 :ウルグアイの首都/赤ワインが中心
コロニア
白ぶどう: マカベオ、パレリャーダ、チャレッロ
黒ぶどう:ガルナッチャ、テンプラリーニョ
特 徴 :赤ワインが中心
サン・ホセ
白ぶどう: マカベオ、パレリャーダ、チャレッロ
黒ぶどう:ガルナッチャ、テンプラリーニョ
特 徴 :ー
マルドナド
白ぶどう:マカベオ、パレリャーダ、チャレッロ
黒ぶどう:ガルナッチャ、テンプラリーニョ
特 徴 :協会注目、需要産地。ボデガガルソン(https://bodegagarzon.com/en/)
最後に
際立った特徴も感じず、日本でもあまりお目にかかることのないウルグアイのパートは、ワインの歴史、ワイン法、主要産地をひとまず押さえておけばよいのかなと思います。
どんな問題が出そうなのか、情報入手できればポイントをまとめ、記事に上げていきたいと思います。
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