二次試験対策 テイスティング

テイスティング

ここでは、私なりの二次試験対策を紹介します。参考になれば幸いです。

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学習のポイント

  • 各種ブドウの特徴(香り、味、外観等)をおぼえる。
  • 基本品種の特徴と実際の感じ方をリンクさせる
  • 各エリアごとの特徴の違いを理解し、実際に飲んで違いを感じる
  • ワイン以外の飲料は、特徴は決まっているので、ひたすら飲んで覚えてしまう。

テイスティング評価項目

テイスティング時の評価項目は下表のとおりです。

項目 評価内容
外観 清澄度/輝き/色調/濃淡/ディスク/粘性/泡立ち
香り 第一アロマ/第二アロマ/第三アロマ
味わい アタック/甘み/酸味/渋み/苦味/フレーバー
/アルコール/ボディ/余韻/後味
総合評価 供出温度/グラス/デカンタージュ要否
/生産国/品種/ヴィンテージ

上記項目について、評価しなければなりません。

テイスティングチャート

重要
以下のチャートはソムリエ教本に掲載されている感応表現チャートです。
表現と程度を理解しておきましょう。

過去、一次試験でチャート上の表現について、虫食いになって出題されたこともあります。

(引用元:ソムリエ協会・ソムリエ教本より)

 

品種別特徴まとめ

以下、特徴をまとめるに当たり、前提条件として生産年は5年以内の熟成の進んでいないワインとします。100%ではないですが、概ね5年以内のワインが出題されると言われています。特徴の掴みやすさ、予算の都合などの理由と聞いたことがあります。

※スマホの方は画面を横にしたほうが見やすいです!

ブドウ品種 項目 説明
<白ブドウ>
シャルドネ 外観 淡めのイエロー/濃いめの色調
  香り 柑橘系、マンゴなどトロピカルフルーツ系
樽熟したものはヴァニラ、ココナッツなどの香り
  味わい MLFにより酸の違いあり
  エリア別特徴 冷涼:酸、ミネラル感が強い
温暖:濃いめの色調、南国系フルーツの香り
ソーヴィニヨンブラン  外観 グリーンがかったイエロー
  香り 植物、ハーブ系の青い香りが特徴
NZはパッションフルーツの香り
  味わい シャープな酸味/若いとヴォリューム感はない
  エリア別特徴 フランス産は直ぶつ、ハーブ系の香り
NZ産は香りが強くパッションフルーツの香り
カリフォルニア産は樽熟するものが多い
 リースリング 外観 グリーンがかったイエロー
  香り 柑橘系、小さい花、ペトロール香(全てでない)
  味わい シャープな酸が特徴
  エリア別特徴 ドイツ産はアルコール度数が低く、甘みが強い
ミュスカデ 外観 淡いグリーンがかったイエロー
  香り 柑橘系の香り、シュール・リーによるイースト香
  味わい 果実味が少なめで、さんが豊富
  エリア別特徴 出題されるとすれば、ほぼロワール
甲州 外観 透明に近い色調
  香り メロン、吟醸香
  味わい 控えめな印象
  エリア別特徴
ヴィオニエ 外観 濃いめのイエロー
  香り トロピカルフルーツ系
  味わい 果実味が豊か/アルコール度数が高い
  エリア別特徴
ゲヴェルツトラミネール 外観 濃いめのイエロー
  香り ライチ、白胡椒
  味わい 粘性が高い/酸は少なめ
  エリア別特徴
シュナンブラン 外観 イエロー~濃いめのイエロー
  香り カリン、蜂蜜
  味わい 酸が豊富/辛口~甘口
  エリア別特徴
<黒ブドウ>
カヴェルネ
ソーヴィニヨン
外観 紫がかった濃い色調
  香り 青っぽい植物系の香り/樽熟による複雑な香り
  味わい 果実味が豊か/タンニンが強い/アルコール度数高め
  エリア別特徴 冷涼/温暖の違いで、ボリューム感に差が生じる
ピノノワール 外観 明るめルビー色
  香り スミレ、いちご、血
  味わい アタックは控えめ/酸が強い
  エリア別特徴 冷涼/温暖の違いで、ボリューム感に差が生じる
シラー 外観 紫がかった黒目の色調
  香り カシス、ブラックチェリー、黒胡椒、ベーコン
  味わい アタックは強く、酸、タンニンともに豊富
  エリア別特徴 冷涼/温暖の違いで、ボリューム感に差が生じる
メルロ 外観 黒みを帯びた濃い色調
  香り カシス、ブラックチェリー、成熟した果実感
  味わい 果実味が豊か/酸味は控えめ
  エリア別特徴
グルナッシュ 外観 明るめの色調から濃いめのものまで
  香り ドライフルーツ/スパイシー
  味わい 果実味豊か/アルコール度数高め
  エリア別特徴
マスカットベリーA 外観 明るいルビー色
  香り いちご、さつまいも、土の風味
  味わい 全体的に控えめな印象
  エリア別特徴
ガメイ 外観 明るめの色調
  香り いちご、黒蜜
  味わい 軽め/タンニン少なめ
  エリア別特徴
サンジョヴェーゼ 外観 やや濃い目の色調
  香り 成熟したブラックベリーやプラム、黒オリーブ
  味わい フレッシュな果実感と酸味/タンニンはなめらか
  エリア別特徴
カベルネフラン 外観 紫の色調は強く、やや明るい
  香り カシス、ベリー系、ピーマン
  味わい 果実味とともに酸が豊富
  エリア別特徴
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テイスティング手順

手順

ここで紹介するテイスティングは私個人の手順なので、参考になるところがあれば取り入れていただければと思います。

テイスティングの練習を進めていくと、勉強し、練習した頻度の高い人ほど、選択肢が増え、より迷いやすくなります。そのような状態は普通のことなので、不安に思ったりする必要はありません。

私が練習していた時、指導してもらっていたソムリエさんから、「出題されるワインはワインの特徴がはっきりと分かる3000円から4000円くらいのワインが出るんですよ」と聞きました。

特徴を理解し、その特徴と味覚、臭覚がリンクしていれば、答えにたどり着けます。(はずです!)

以下に色、香り、味わいから推測するポイントを説明します。前述の品種特徴と合わせて推測していきます。

また、品種を正解できたとしても、ティスティング評価コメントと整合が取れていなければなりません!

項目 タイプ チェックポイント
外観 淡い→ 冷涼エリア/樽熟なし/若い/品種由来
濃い→温暖エリア/品種由来/樽熟あり
  淡い→ 品種由来
濃い→品種由来/ディスク、粘性/
エッジの色→熟成年数を考察
香り アロマティック品種かそうでないかを判断
3種のアロマのうち、どのアロマが支配的か判断する。
特徴、成熟度、ミネラル感、熟成感
  3種のアロマのうち、どのアロマが支配的か判断する。
特徴、成熟度、樽熟、熟成感
味わい 第一印象/果実感/酸の強さ・質
  第一印象/果実感/渋み(タンニン)/アルコール
品種判断へ   最後まで決め打ちせずに外観、香り、味わいの特徴を整理します。
第一印象を大事にしましょう。
この段階で確認のために再度テイスティングすると
温度上昇によって、印象も変わっているかと思います。
慣れないうちは焦ります。
自信があれば、決め打ちでその品種の特徴で回答しても問題ない
でしょう。
テイスティングコメントが品種と整合が取れているか、最後に
確認します。
生産国   オーソドックスな特徴→フランス・イタリア・ドイツワイン
何か特徴がある(樽香が強い、果実感が強い、アルコールが高い
など)→ニューワールド
ニューワールドのどの国かとなると、絞り込むのは難しいので、
選択肢の中から、今までの自身の体験をもとに選択します。
自分が分からなければ、他の受験者もわかってないと思って
いれば大丈夫です。
グラス   中庸:色調が淡い、酸が強い、ミディアムボディ以下のワイン
大ぶり:色調が濃い、樽の香り、フルボディのワイン、
収穫年   過去の傾向から推測すると、白なら1,2年以内、
赤なら2,3年以内が多いようです。
グラスのエッジの色合いを見て判断するほどの収穫年のワインは
出題されないと思われます。

テイスティングの準備

さて、テイスティングの練習を始めると「あれもこれもスパイラル」におちいる方が多いかと思います。私もそうでした。

品種比較、産地比較、ヴィンテージ比較・・・と、はまっていきます。

まだテイスティングの経験の浅い方は、ひとまず基本品種のワインを飲み、参考書や各種ブログ、youtubeなどで解説されている内容を確認してみましょう。

おすすめは南米チリの「コノスル」です。安く、多くの品種を試すことができます。

次にベースができた時点で、少しワインのランクを上げていけばよいかと思います。

 

ワイン以外の飲料

ワイン以外にも1,2種類出題されます。最近は1種類のみのようです。

蒸留酒、リキュールなど出題対象は、山のようにあります。
エキスパート受験の方は、かなりハードルが高いものになります。

ワインのように生産国、収穫年、品種などによる違いはなく、外観・味・香りとも決まってしまっているので、迷うことはありません。
知っているか、知っていないかです。

ひたすら口にして、覚えた特徴と実際の香りや味わいをリンクさせていく作業となります。

練習方法ですが、まず入手に関してはリキュールや蒸留酒は一部小瓶で販売されています。
また試験対策用に各種飲料を小さな容器に入れて、セットとしてネット上で販売もされています。

可能であれば、ワインスクールの二次試験対策講座の中ににワイン以外の飲料を勉強できる講座があるので、利用可能な方は利用されることをおすすめします。

2回程度受講すれば、ある程度整理できるかと思います。

1回目は特徴をピックアップしてまとめ作業、2回めにその特徴の確認を行います。

一度受講してしまうと不安になり、何回も受講してしまうかもしれませんが、2回なら2回、3回なら3回と決めておきましょう!

体調に気をつけて、練習してください!特に蒸留酒の練習は、アルコール度数も高く、吐き出したとしても酔いが回りやすく、体への負担が大きいです。

最後に

一次試験に合格し、喜びを実感するのは一瞬で、すぐに二次試験対策にかからなければなりません。

この時期に飲むワインは、本当においしくなく、楽しくありません。1か月強の辛抱です。がんばりましょう!

このサイトは独学向けのサイトですが、二次試験対策としては、近くにワインスクールがある方は、単発の二次試験対策講座を受講されることをお勧めします。

今後、有用な情報が入手できれば、すぐに紹介していきたいと思います。

練習方法をまとめてみました。

 

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