ブルゴーニュ地区のコートドール以外の産地のエクセレント対策として、本記事では、地図は原語表記、各AOPの詳細説明を追加しました。
シャブリ
グランクリュ | 特徴 |
---|---|
Les Clos | 栽培面積最大 |
Preuses | |
Grenouilles | 栽培面積最小 |
Vaudésir | |
Blanchot | |
Bougros | |
Valmur |
【特徴】
スラン川をはさみ両側にブドウ畑が広がる。グラン・クリュは右岸に広がる。
【気候】
- シャブリ地区は、大陸性気候。北に位置するため冷涼な気候
- コートシャロネーズより以南は、大陸性気候。南に位置するため北部より温暖。
【土壌】
「キンメリジャン」と呼ばれる石灰質の土壌です。土壌の影響でミネラル感豊富なワインとなります。
【主要ブドウ品種】
No | 白ブドウ | 黒ブドウ |
---|---|---|
1 | シャルドネ | - |
2 | ソーヴィニヨンブラン | ― |
3 | ソーヴィニヨングリ | - |
主要AOC
Irancy
赤
Saint-Bris
白
Bourgone Tunnel
レジョナルAOC
Vézelay
ヴェズレイ、アスカン、サン・ペール、タロワゾーで収穫したシャルドネ白ワインに対し、AOCが認められた。
Côte Chalonneise
【特徴】
グラン・クリュはなく、フルーティーで軽やかなバランスの取れたコストパフォーマンスのよい赤・白ワインが生産される。
【主要ブドウ品種】
No | 白ブドウ | 黒ブドウ |
---|---|---|
1 | シャルドネ | ピノノワール |
2 | アリゴテ | ― |
Bouzeron
【特徴】
ブルゴーニュで唯一、アリゴテ種に認められたAOC。丘陵斜面上方、泥灰岩交じりの白い石灰岩の急斜面でアリゴテは栽培される。斜面下方はシャルドネ、ピノノールが栽培される。
【主要ブドウ品種】
<白ブドウ> : アリゴテ
Rully
【特徴】
クレマンドブルゴーニュの誕生の地として、スパークリングワインも生産される。
【主要ブドウ品種】
<白ブドウ> : シャルドネ
<黒ブドウ> : ピノノワール
Mercurey
【特徴】
コート・シャロネーズ最大の面積。赤ワインが主体。
【主要ブドウ品種】
<白ブドウ> : シャルドネ
<黒ブドウ> : ピノノワール
Givry
【特徴】
赤ワインが主体。
【主要ブドウ品種】
<白ブドウ> : シャルドネ
<黒ブドウ> : ピノノワール
Montagny
【特徴】
シャルドネの白ワインのみのAOC。
【主要ブドウ品種】
<白ブドウ> : シャルドネ
<黒ブドウ> : -
Mâconnais
【特徴】
コート・シャロネーズより南に50km。フルーティーで軽やかなバランスの取れたコストパフォーマンスのよい赤・白ワインが生産される。
No | 白ブドウ | 黒ブドウ |
---|---|---|
1 | シャルドネ | ピノノワール |
2 | - | ガメイ |
Pouilly-Fuisse〖プイィ・フュッセ〗
【特徴】
4つのコミュナルのAOC。ワインのスタイルは厚みのあるものから繊細なものまである。サンヴェランは1971年にAOCに認められる。ボージョレ・ブラン、マコン・ヴィラージュも名乗ることができる。
-Loche
-Vinzelles
Saint-Veran
Macon
【特徴】
マコネ地区のレジョナルAOC。規定に沿えば、村名を付記できる。ブルゴーニュ北部よりも日照量が多く、力強いワインが造られる。
【主要ブドウ品種】
<白ブドウ> : シャルドネ
<黒ブドウ> : ピノノワール
Vire-Classe
【特徴】
ヴィレとグレッセの2つの村を中心に南北に広がる。1999年にコミュナルのAOCとして独立した。残糖4-8g/ℓには「demi-sec」、8-818g/ℓには「Levourte」と表記できる。Levourteは熟成期間が長く、収穫から2年目の2月1日まで熟成させなくてはならない。
Beaujolais
ガメイで有名な産地、特に日本ではボジョレヌーボーでよく知られたエリアです。
実際にどのあたりにあるか知っている人は少ないかもしれませんが!
村名 | |
---|---|
Saint-Amour | Chiroubles |
Juliénas | Morgon |
Chénas | Régnié |
Moulin-à-Vent | Brouilly |
Fleurie | Côtes de Brouilly |
【土壌】
北部は花崗岩で高い場所は結晶質の岩石から軽い土壌。南部は粘土質石灰質と砂岩。
【主要ブドウ品種】
No | 白ブドウ | 黒ブドウ |
---|---|---|
1 | シャルドネ | ガメイ |
(以上)
【2019/2020 日本ソムリエ協会教本】(日本ソムリエ協会)
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