今回は、2018年の過去問チェックに続き、2016年度の過去問をチェックしていきたいと思います。
過去問を眺めていると、2016年はまだ選択問題が多数ありました。やはりすべて記述式の試験というのは、非常に難しく、準備が大変だなと印象を改めて受けました。
2018年に続き問題を確認することで、なんとなく傾向も見えてきました。
それが来年度以降通用するかわかりませんが、押さえておかなければならないなと思っています。
2016年ソムリエ/エキスパートエクセレンス過去問チェック
国・カテゴリー | 設問内容 |
フランス |
写真の人物を問う問題 【シニアエキスパート】 |
イタリア |
DOCGの認定年を問う設問 【シニアエキスパート】 【シニアソムリエ】 |
ドイツ | ドルンフェンダーの交配元(英語) VDP品質基準にに関する設問 |
スペイン |
単一年のシェリーの名称は? 【シニアエキスパート】 【シニアソムリエ】 |
ポルトガル | ー |
ルクセンブルグ | ー |
英国 | ー |
オーストリア | 黒ブドウの生産が最も多い地域は?(英語) 主要ワイン産地の特徴を問う設問 |
ハンガリー | 【シニアエキスパート】 トカイワインの貴腐菌発生に影響を与える河川は? |
スイス |
各ワイン産地の気候を問う設問 【シニアエキスパート】 【シニアソムリエ】 |
スロヴェニア | ー |
ブルガリア | ー |
クロアチア | ー |
ジョージア | ー |
ルーマニア | 【シニアソムリエ】 地ブドウに関する設問 |
モルドバ | |
ギリシャ | 地ブドウの品種を問う設問(ペザ) 土壌の種類を問う設問(サントリーニ島) |
アメリカ |
2006年パリティスティングで1位になったワインは? 【シニアエキスパート】 |
カナダ | |
チリ | 海流名を問う設問 銘柄別の生産者を問う設問 |
アルゼンチン |
パイスのシノニム 【シニアエキスパート】 【シニアソムリエ】 |
ウルグアイ | ー |
オーストラリア |
ドリンクインターナショナルで選出されたワイナリーは? 【シニアエキスパート】 【シニアソムリエ】 |
ニュージーランド | ポマールから採取し、NZへもたらしたPNのクローンは? クスダワインのあるサブリージョンは? |
南アフリカ |
品種別栽培面積上位1~3位は? 【シニアエキスパート】 【シニアソムリエ】 |
日本 |
地理的表示「山梨」の使用規定に関する設問
【シニアソムリエ】 【シニアエキスパート】 |
その他 |
中国のワイナリー名と生産国 【シニアソムリエ】 |
概論 |
果皮に存在、血栓症を予防する働きがある物質名は? 【シニアエキスパート】
【シニアソムリエ】 |
サービス |
空気接触の効果は? 【シニアソムリエ】 |
管理 |
輸入実績上位5位のうち、前年より増加した国は? 【シニアエキスパート】 |
料理とチーズ |
【シニアエキスパート】 【シニアソムリエ】 |
テイスティング | 除光液のような香りを表す成分名は? |
日本酒 |
ひやおろしの説明について |
対策
原語対策
原語で回答せよという問題が多数あります。
「AOC,DOCG、地名、組織名、ブドウ名、その他」
上記に関しては、今まで作成した資料(地図、一覧表)をベースに原語表示のものを作り、改めて覚えるという方向で対処していきたいと思います。
AOC別特徴の把握
AOC,DOCGそれぞれの特徴を問う設問があります。
教本の格付けワインの説明欄を読み込むしかないようです。
化学式対応
教本に記載されている化学式や成分名を整理しなおし、確認したいと思います。
香りの成分の名称に関する問題も出ているので、代表的な香りについて調べ、まとめたいと思います。
土壌に関して
教本では、ワイン産地説明に詳細に土壌の説明の記載があります。キンメリジャン、テラロッサくらいの名称しか覚えていませんでしたが、ある程度詳細に覚えなければいけないようです。
こちらは土壌マップを作成して、覚えていきたいと思います。
教本読込
問題のレベルから、教本の本文はもちろんのこと、あるネットの情報では、教本以外の問題も出ているようなので、協会誌や、各種ワイン雑誌も目を通して、AOC,DOCG等の表もしっかりと読み込まなければなりません。
2次対策
テイスティング、論文の試験が1次合格後にありますが、こちらについては別途記事としてまとめたいと思います。
最後に
2018年の問題確認に続き、2016年の問題を確認しましたが、さらにやらなければならないことが増えた感じです。
現在、各国のワイン産地のサブリージョンの地図や、考えた対策に対する資料作りを進めています。すぐには無理ですが、紹介できればと思っています。
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