エクセレント対策として、本記事では、地図は原語表記、各AOPの詳細説明を追加しました。
全面改訂されていますので、要チェックです。
アルゼンチンのワイン事情、歴史上の人物解説など詳しく説明されているので、よく読んで覚えるようにしましょう。
また他国同様アルゼンチンも冷涼産地に注目が集まっています。頭の片隅に置きながら、本サイトや教本を読み進めていくことで記憶に残っていくかと思います。
学習のポイント
- ワイン法の規定をチェック
- 呼称認定地区3つを覚える
- ワイン産地の位置を覚える。新しいワイン産地としてアトランティカが加わる。
アルゼンチンワインの概要
特徴
南米ではチリと並ぶ重要なワイン産出国である。アンデス山脈の麓にワイン畑は広がる。
INV=Instituto Nacional de Vitivincultura
年間21.6㍑/人
1990年代から外国資本が入り、品質が急速に向上してきた。乾燥し、日照量も多く、昼夜の寒暖差も大きく武道栽培にとってとてもよい環境で、病害の心配もない。
フルボディの赤ワインの評価が高く、他国で特集記事が組まれたりするほどである。マルベック、トロンテス。トロンテスは中華などのエスニック料理と相性がよい。
歴史
- スペインからチリにワインが伝わり、その後アルゼンチンに伝わる
- 主要産地のメンドーサとサンファンは1500年代中盤から終盤にかけて栽培開始
- 1816年:スペインから独立
現在の主要産地のメンドーサとサンファンは1500年代中盤から終盤にかけて栽培が始まったとされます。
登場人物
Luis Tirasso
20歳のとき、メンドーサのビラ・ムエバ・デ・グアイマジェンに入植。1891年にボデガス・サンタ・アナを創業する。ぶどう畑はサン・ラファエル。
Edmundo James Norton
1865年英国生まれ。1895年にボデガ・ノートンを興した。
Antonio Pulenta
20世紀始めにメンドーサに移住。サンフアンにボデガを建て、1941年にペニャ・フロールを興した。
Nicolas Catena重要
イタリア・マルケからの移民。メンドーサのリバダビアにニコラス・カテナを創業した。
カリフォルニアのロバート・モンダヴィでワインを学ぶ。
Valentin Bianchi
1901年にイタリアから移住。メンドーサのワインをブエノスアイレスへの運搬事業。
Enrique Tittarelli
1915年イタリアからメンドーサへ入植。リバダビアとマイプーのぶどう畑を拓く。
Juan de Dios Correas
19世紀末にメンドーサに入植。後にナバロ・コレアスが誕生する。
Sami Flichman
ポーランド移民マイプーのバランカスを拓き、1910年にワイナリー設立。
Humberto Canale
パタゴニアのへネラル・ロカに初めてブドウ樹を植えた。1913年。
Davi Michel
1860年、サルタのカファジャテにブドウ畑を開梱。ガブリエラ・トリノと結婚してボデガ・ミッシェル・トリノを創業する。
Arnaldo Etchart
1938年、サルタのカファジャテにワイナリー設立
地理的条件
地図
気候
- 大陸性気候(温暖、乾燥、降雨が少ない)
- 乾燥した気候のおかげで病害が少ない
- アンデス山脈を越えてくるZonta・ゾンタ風が乾燥した暖かい風が気候条件に大きく寄与
土壌
全体的に有機物含有量が少なく、ブドウ樹の成長を制限している。
主要ブドウ品種
No | 白ブドウ | 黒ブドウ |
---|---|---|
1 | ペドロジメネス | マルベック |
2 | トロンテス | セレサ |
3 | シャルドネ | ボナルダ |
4 | カベルネ・ソーヴィニヨン | |
5 | シラー |
Malbec
マルベックの起源は南西フランス。カオールの主要品種コットと同じものである。18世紀ボルドーへ移植され、マルベックと呼ばれるようになった。
マグドレーヌ・ノワール・デ・シャラントとプリュヌラールから生まれた。
19世紀半ば全栽培面積の6割に達していたが、病害や湿気に弱いこともあり、徐々に減少し、1956年の大霜害後はマイナー品種となってしまった。
1853年4月17日に初めてメンドーサに植栽され、この日を4月17日をマルベックデーに制定している。
アルゼンチンのマルベックは房も果粒も小さく引き締まって、アロマも豊かである。マルベックの総タンニン量は海抜高度が上がるにつれて増加する。
標高が高い畑で造られるブドウへの影響は以下の通りである。
総タンニン量のうちモノメリック・タンニンは標高が上がり涼しくなると減少する。暑い土地のブドウは強い紫外線から守るために果皮を熱くする。
果皮が厚くなると、アントシアニンが多くなり、まろやかな重合体タンニンになる。またアロマが強くレスベラトロールの量が増す。酸のレベルが高く味ワインが凝縮する。
Cereza
果皮がピンク。根が塩分に強いため、台木として他品種を次ぐことが多い。
白ワインや淡いロゼワインになる。
Bonarda
20世紀はじめ、イタリア移民が持ち込んだ。DNA解析の結果、サヴォワ原産のドゥース・ノワールだと判明している。
Criolla grande
顧問ワイン時代の主6品種で、現在でもバッグインボックスなどの大型容器で販売されている。樹齢100年を超える古樹が各地に残る。
Pedro Gimenes
クリオジャの亜種。DNA分析の結果、アンダルシアのペドロ・ヒメネスと異なる。
Torrontes
3種の亜種がある。
トロンテス・リオハーノ、トロンテス・サンフアニーノ、トロンテス・メンドシーノ。
カファジャテのトロンテスは最も個性的で高品質と言われている。冷涼で強烈な日差し、砂地で育ったトロンテスは、柑橘系のアロマ、またバラの花弁の香りがする。
地元料理
地理的条件、移民による文化条件がアルゼンチン料理を特徴づける。
広大な黒土のアルゼンチンは様々な食料が手に入り、地域ごとに特徴ある料理がある。
スペインの植民地であったのでスペイン各地の料理、その他ヨーロッパからの大勢の移民により、各国の料理文化が持ち込まれた。
<ノルテ(サルタ、トゥクマン、カタマルカ)>
引火の伝統が色濃く残っている。プラススペイン人の習慣とが混ざっている。ジャガイモ、とうもろこし、ピーマンの生産が盛ん。Empanada,Locroが美味しい。
Humitaは伝統料理のひとつでとうもろこしをすりおろしたものに玉ねぎを加えてクリーム状になるまで混ぜたもの。これは爽やかなトロンテスによく合う。
<中央部(メンドーサ、サン・フアン、ラ・リオハ)>
クージョの名産品はワインとブドウである。その他多くの野菜を生産している。特筆すべきはオリーブで、希少品種のArauco種で作るオリーブオイルはアロマが強く、複雑である。
<首都ブエノスアイレス>
牧畜業が盛ん。Asadoとして食べる。肉自体が美味しいので塩だけのシンプルなスタイルで食べられる。ピザやパスタなどイタリアの影響を強く受けている。
<南部・パタゴニア>
湖、氷河、森林、風の土地として有名。柔らかく味の濃いラム肉、キノコ類、ベリー類が有名。ドイツからの移民が多く、ビールも大量に消費されている。
<中央部パンパ>
低い丘陵地と肥沃なパンパと呼ばれる大草原が広がる。ハーブが豊富にとれる。腸詰めが特産品でイタリアのピエモンテから移住した人たちが独自のレシピを持っている。酪農も盛んでチーズが有名である。
アルゼンチンのワイン法
INV(国立ブドウ栽培醸造研究所Instituto Nacional de Vitivinicultura)
第17条で分類を規定
Vinos Gemuinos
熟した新鮮なブドウもしくは、新鮮なブドウ果汁をアルコール発酵したスティルワイン。収穫年ごとに収穫ブドウの最低ボーメ度を決定する。
Vinos Especiales
【カテゴリーA】
アルコール分12.5%以上で潜在アルコール分15°GL以上のもの
【カテゴリーB】
醸造行程でブドウを作ったアルコールを加えた結果、アルコール分が15%以上のワイン
【カテゴリーC】
ワインに濃縮果汁、ミステラ、アロペ(ブドウ果汁加熱濃縮)、もしくはブドウで作ったアルコールを加え、総潜在アルコール分15°GL以上のもの
ワインの分類
【Vinos Espumosos】
密閉容器内で二次発酵させたスパークリングワインで20°で4気圧以上有するもの
【Vino Gasificado】
スティルワインにガスを注入したスパークリングワイン。
【Vino Compuesto】
ワインに芳香物質や甘味を加えたもの。ヴェルモット、キニーネなど
【Chicha】
アルコール発酵の途上の甘いワイン。アルコール分が5%になる前に発酵を止め、糖分を最低80g/リットル以上含有しているもの
原産地呼称
法律25163(ワインとブドウ原料のスピリッツに関して)は1999年10月6日に施行。
IP/IG/DOCワインに分類し、品質管理の厳格化、産地名称の保護を目的としている。
IPワイン
Indicación de Prosendencia (原産地)
日の出目差に相当するもの。当該地のブドウを80%以上使用していれば、産地名を表示できる。品種に関する規定はない。
IGワイン
Indicación de Geografica (地理的表示)
特徴ある限定された産地名。産地と醸造地が当該のIG域内にある必要があり、使用ブドウ品種は当該地域で収穫し、定められたビティスヴィニフェラ種に限られる。
100㍑のワインを作るためにぶどうを130kg使用しなければならない。
復数のIGをブレンドした場合は、包含するIGの表示となる。
DOCワイン
Denominación de Origen Controlada
当該地で収穫したヴィティスヴィニフェラ種を当該地で規定の方法で醸造、瓶詰めを行う必要がある。
当該のDOCが定めた植樹密度、選定法で栽培し、単位当たりの収量と搾汁率、最低アルコール度数など規定されている。
現状DOCはルハン・デ・クージョとサン・ラファエルのみ認定されている。
DOC認定の動きはなく、IG認証が続いている。その理由は、栽培品種やワイン造りに自由裁量が制約が多いためのようである。
熟成関する表示
【Reserva】
赤ワインはオーク樽で最低1年熟成、白ワインはオーク樽で最低6ヶ月熟成
【Gran Reserva】
赤ワインはオーク樽で最低2年熟成、白ワインはオーク樽で最低1年熟成
※オーク樽の容量規定なし。オークチップ、オークステイブの使用は認められている。
生産年の表示
輸出向けのワインは基準をEUに合わせている。ブレンドしたワインのひとつの品種が85%以上あれば、その品種、生産年を記載することができる。
主要産地
ノルテ地方(北部)
【特徴】
カルチャキ川に沿ったカルチャクヴァレーブドウの栽培地で、カファジャテがその中心地となる。
7つの産地を持つ。低緯度からの暑さを標高の高さで打ち消すため、ぶどう畑の最高地点は3000mを超す。
カファジャテのトロンテスはアルゼンチンで最も個性的で高品質である。高原の冷気と強い日差しにより、柑橘系のアロマが強く、またバラの花弁の香りを持つ。
【主要ブドウ品種】
<白ブドウ> : トロンテス、
<黒ブドウ> : マルベック、カベルネ・ソーヴィニヨン、タナ
Salta
【特徴】
昼夜の温度さが15度もあり、色調、香りの強さ、熟したタンニンが生まれる。冷涼な気候を活かしてトロンテス・リオハーノが成功している。
カルチャキ・ヴァレーのカファジャテが代表的な産地。砂利と細かな砂との砂ローム層。カファジャテの主なぶどうはトロンテス。マルベック、カベルネ・ソーヴィニヨン、タナ、シラーも栽培されている。
【土壌】
砂利と細かな砂との砂ローム層
【主要ブドウ品種】
<白ブドウ> : トロンテス・リオハーノ
<黒ブドウ> : マルベック、カベルネ・ソーヴィニヨン、タナ、シラー
Catamarca
【特徴】
北西部に位置する。棚栽培が中心であるが、垣根仕立も導入されている。緑の色調と強烈な果実のアロマを備えるトロンテスが主体。
カベルネ・ソーヴィニヨン、マルベック、シラーも増えている。
【主要ブドウ品種】
<白ブドウ> : トロンテスが主体
<黒ブドウ> : カベルネ・ソーヴィニヨン、マルベック、シラー
Tucuman
【特徴】
93haと小さい産地。世界で最も高いヴァレーの一つ。カルチャキヴァレーで主に栽培されている。トロンテスとカベルネ・ソーヴィニヨンが代表的な品種
【主要ブドウ品種】
<白ブドウ> : トロンテス
<黒ブドウ> : カベルネ・ソーヴィニヨン
クージョ地方
Mendoza
【特徴】
世界10大ワイン首都の一つ。アンデス山脈の麓から半砂漠上の荒野まで広がる広大なワイン産地。
ハン・デ・クージョは理想的な土壌と気候に恵まれている。マルベック、カベルネ・ソーヴィニヨン、シュナン・ブラン、メルロ、シャルドネ、シラー、ソーヴィニヨンナスが栽培されている。
ロゼや白も高品質である。
Lujan de CuyoはDOCに認定されている。
ウコヴァレーはメンドーサの南西に位置する。トゥプンガト気候条件がよく高品質なマルベックを生産する。
メンドーサ東部地区はこのエリアの最大の産地である。日常ワインから高級ワイン、濃縮果汁、生食用、干しぶどうまで幅広く生産している。
北部はデイリーワイン用のぶどうが栽培され、南部のサン・ラファエルはDOCに認定されている。
【世界10大ワイン首都】(※2020年教本には記載なし)
世界10大ワイン首都の一つである。
(アデレード、ビルバオ、ボルドー、ケープタウン、ラインヘッセンのマインツ、メンドーサ、ポルト、サンフランシスコ、チリ・ヴァルパライソ、イタリア・ヴェローナ)
【気候】
大陸性気候。遅霜、雹のリスクが高い。
【土壌】
沖積土に岩や砂が混じる。
【主要ブドウ品種】
<白ブドウ> : シャルドネ、シュナン・ブラン、ソーヴィニヨン・ブラン、トロンテス、ヴィオニエ
<黒ブドウ> : マルベック、ボナルダ、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、メルロー、テンプラリーニョ
メンドーサ北部
メンドーサでは、標高の低いエリア。シュナン・ブラン、ペドロ・ヒメネス、ユニ・ブラン、トロンテスなどの白品種が栽培されている。
メンドーサ川流域
安定した伝統的な畑が多い。標高差により大きくテロワールが変化する。マルベックが主要品種。その他カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーなど。白はセミヨン、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン。
ルハン・デ・クージョには有力な生産者がブドウ畑を所有し醸造所を構えている。
ウコヴァレー
メンドーサ南西部。古くからマルベック、セミヨンが栽培されてきた。
標高の高いアンデス山麓の扇状地にブドウ畑が開拓された。
注目の産地、サブリージョンは以下の通り
<Tupungato><Tunuyán><San Carlos>
ウコヴァレーの村名IGがたびたび紹介されるようになってきている。
IGパラヘ・アルタミラがPiPA(Productores Independientes de Paraje Altamira)を創設し活動開始。土壌研究の結果、特徴認められIGに認定された。石灰質が層をなしていることが特徴。
メンドーサ東部
灌漑用水はトゥヌジャン川、メンドーサ川から。フニン、リバダビア、サン・マルティン、サンタ・ロサなど。
メンドーサ南部
灌漑用水はアトゥエル川とディアマンテ川から。シュナン・ブランが主要品種。その他マルベック、カベルネ・ソーヴィニヨン。
San Juan
【特徴】
アルゼンチン第二のワイン産地。全土の21%を占める広さを持つ。年間ほとんど晴れの日で、霜や雹のリスクはない。
シラーは国際的な評価を受け、代表する品種となっている。
【主要ブドウ品種】
<白ブドウ> : シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ヴィオニエ
<黒ブドウ> : シラー、マルベック、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、タナ、ボナルダ
トゥルム
トゥルムはサン・フアンで最も暑い地域。ボナルダが主要品種。カベルネ・ソーヴィニヨン、マルベック、シラーも栽培されている。
ソンダヴァレー
ソンダヴァレーは、タナが主要品種。シラー、マルベック、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランなども。昼夜の寒暖差が大きく酸度は保たれる。
ペデルナルヴァレー
ペデルナルヴァレーは2000年頃から開発が始まる。冷涼地の特性を活かし、ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ノワール、シャルドネが栽培されている。他にシラー、マルベック、カベルネ・ソーヴィニヨンの栽培も盛ん。
La Rioja
【特徴】
東のベラスコ山脈から西側のファマティナ山脈までの州の西部に位置する。
白向け品種が主体となる。トロンテス・リオハーノが35%を占める。その他モスカテル・デ・アレハンドロ、シャルドネ、赤はカベルネソーヴィニヨン、シラー、ボナルダ、マルベックなど。
生食、干しブドウ用としてスルタニナ・ブランカ、アリスル、カルディナルが栽培されている。
【土壌】
肥沃なローム、砂質ローム、泥質ローム層が支配的
【主要ブドウ品種】
<白ブドウ> : トロンテス・リオハーノ
<黒ブドウ> : カベルネソーヴィニヨン、シラー、ボナルダ、マルベック
パタゴニア地方(Patagonia)
【特徴】
アルゼンチン南部。世界で最も南に位置するワイン産地の一つ。
夏季の最高温度は30度を超えるが、南極からの涼風によって気温は下がり、温度差が20度くらいになる。
マルベックの人気が高いがその他カベルネソーヴィニヨン、シャルドネ、ソーヴィニヨンブラン、ピノワールも栽培されている。冷涼な気候を活かし、スパークリングワインも生産されて利う。
ネウケンは緯度が低く、冷涼な気候。雨は殆ど降らず、南極からの風が強い。ソーヴィニヨン・ブラン、メルロ、ピノ・ノワール、マルベック。
リオ・ネグロはネグロ川沿いに畑が広がる。大陸性気候でソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ノワールに適している。
Rio Negro
パタゴニアを代表する産地。ネグロ川沿いに標高の高いヴァレーに120kmにわたって、ブドウ畑がある。ミネラル感のあるセミヨン、ソーヴィニヨンブラン、赤はピノノワール、メルロ、マルベックが際立っている。
リオ・ネグロはネグロ川沿いに畑が広がる。大陸性気候でソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ノワールに適している。
【主要ブドウ品種】
<白ブドウ> : セミヨン、ソーヴィニヨンブラン
<黒ブドウ> : ピノノワール、メルロ、マルベック
Neuquen
【特徴】
19世紀に英国人により、農業用水の運河が300km引かれた。降雨量はきわめて少ないが、運河のおかげで問題ない。冷涼な気候から生まれるソーヴィニヨンブラン、メルロ、ピノノワールが主要品種である。
ネウケンは緯度が低く、冷涼な気候。雨は殆ど降らず、南極からの風が強い。ソーヴィニヨン・ブラン、メルロ、ピノ・ノワール、マルベック。
【主要ブドウ品種】
<白ブドウ> : ソーヴィニヨンブラン
<黒ブドウ> : メルロ、ピノノワール
アトランティカ
ワインズ・オグ・アルゼンチンにおいて、新たに4つ目の生産エリアとしてあとランティが追加された。
主な産地はブエノスアイレスのChapadmalalとVilla Ventanaである。(※2020年エクセレンス試験に出題)
(以上)
【2019/2020 日本ソムリエ協会教本】(日本ソムリエ協会)
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