ソムリエ、エキスパート向けの資料まとめは、一通り終わったのでいよいよエクセレンスの試験対策を進めていた期待と思っています。
地獄のような日々の始まりになるかもしれません。
エクセレンス(シニア)の試験は、年々難易度が上がってきており、より狭き門となっています。
また、昨年から選択問題はなくなり、記述式のみとなりました。
”ちゃんと”覚えなければならいということです。
そのあたり状況を踏まえ、まずは2018年の問題内容をチェックし、どのように対策を立てていくかについて、今回の記事でまとめてみたいと思います。
2018年ソムリエ/エキスパートエクセレンス過去問チェック
国・カテゴリー | 設問内容 |
フランス | INAOのフルネームを原語で シャンパーニュ最南端GCの名称、原語で 設問の対象AOCを原語で 南西地方、セレクショングランノーブルのAOPを原語で VIEURの熟成期間 アルザス、ヴァンダンジュタルティブ最低糖度 |
イタリア | 対象のDOCGを原語で DOCGサブリージョンの有名な農園名 土壌名 |
ドイツ | ワインの名称 ベライヒ原語 バイエルンソーセージ、地元料理 |
スペイン | DOCA名称 Riojaの新しいカテゴリー DOを原語で 2003年VPの名称、原語 |
ポルトガル | ヴィーニョベルデ、サブリージョン名 マデイラ最低樽熟成期間 初スパーリングワインのDOP |
ルクセンブルグ | ー |
英国 | SWの俗称 |
オーストリア | ヴァッハウの主要町名 最初のDAC ヴァッハウの季節料理 |
ハンガリー | 地元料理と合うワイン ドナウ川の支流名 |
スイス | 地域でのシノニム |
スロヴェニア | 生産地域、原語で |
ブルガリア | ー |
クロアチア | ー |
ジョージア | ブドウ名称、原語で ツボの名称 |
ルーマニア | ー |
モルドバ | 有名なセラーのあるIGP |
ギリシャ | 該当するワインを産出する島名 PDOの名称を問う設問 |
アメリカ | ナパAVA原語で 生産形態原語で AVAの場所 トーマスという災害 |
カナダ | 交配品種、原語で 郡の位置 |
チリ | 原産地呼称、原語で ラベル表記名称、原語で ムクロン 増殖法 |
アルゼンチン | ー |
ウルグアイ | ー |
オーストラリア | シラーズの最高ランク生産者名 酒精強化ブドウ品種名 主要GI名称、原語で |
ニュージーランド | 対象のGI原語 日本人醸造家の氏名(マーティンボロ) |
南アフリカ | 地域の位置 地区名原語 |
日本 | 歴史上人物、漢字 ワイン法→ラベル表記法 主要産地特徴把握 |
その他 | アジアのワインに関して ➡中国のワインシティ/タイの低緯度産地 |
概論 | リキュール原語 香り成分化学式 焼酎、漢字で 醸造方法(原語、内容) ブドウのクローン 統計(急上昇2カ国) |
サービス | 2016年世界最優秀ソムリエ名を原語で |
管理 | ワイン消費量等統計データ、小数点以下1桁まで |
料理とチーズ | タイプ別、AOP原語で |
テイスティング | テイスティング用語の意味(Refind、Astrigent) |
日本酒 | 山田錦を生み出した品種の正しい組み合わせは? セルレニン耐性酵母は? |
設問数は80問、回答方法は選択問題はなく、記述式のみです。
ボヤっと覚えていては、解けない問題ばかりです。
次にどのように対策し、勉強していくか検討してみます。
対策
原語対策
原語で回答せよという問題が多数あります。
「AOC,DOCG、地名、組織名、ブドウ名、その他」
上記に関しては、今まで作成した資料(地図、一覧表)をベースに原語表示のものを作り、改めて覚えるという方向で対処していきたいと思います。
AOC別特徴の把握
AOC,DOCGそれぞれの特徴を問う設問があります。
教本の格付けワインの説明欄を読み込むしかないようです。
化学式対応
教本に記載されている化学式や成分名を整理しなおし、確認したいと思います。
香りの成分の名称に関する問題も出ているので、代表的な香りについて調べ、まとめたいと思います。
土壌に関して
教本では、ワイン産地説明に詳細に土壌の説明の記載があります。キンメリジャン、テラロッサくらいの名称しか覚えていませんでしたが、ある程度詳細に覚えなければいけないようです。
こちらは土壌マップを作成して、覚えていきたいと思います。
教本読込
問題全体が重箱の隅をつついたようなレベルなので、読み込んで覚えるしかないと覚悟しました。
前述のテーマごとにまとめた資料を作成して、効率よく覚え、教本を読み込み繰り返していきます。
2次、3次対策
テイスティング、論文の試験が1次合格後にありますが、こちらについては別途記事としてまとめたいと思います。
最後に
今回、出題内容をチェックし、やらなければならないことを整理してみて、ソムリエ・エキスパートの何倍もの勉強が必要であることを実感。
ただし、エキスパート受験時はほぼ0から1という感じでしたが、エクセレンス受験に向けては1から始められるので、若干ハードルは低いのかなと思います。その低いハードルが数十倍あるような感じでしょうか?
これからは勉強と合わせて資料作りを行い、記事投稿していきます。
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