先に投稿した過去問の内容確認と対策を眺めていて、やらなければいけないことは、結局のところ教本全部ブラスアルファではないかと。
しかも記述回答となると読み込みのうえに、書き込みも必要な練習になります。
ここ2ヶ月は、各国の産地のまとめ、地図作成など、投稿に向け、ネタ作りにかかりっきりになってました。
残す作業はフランスの要点まとめなので、その作業が終われば順次記事にまとめて、投稿していきます。
シニアの過去記事を重複になりますが、3年分まとめます。そのうえで、どのような勉強するか、計画したいと思います。
2016~2018年シニアソムリエ/シニアエキスパート過去問まとめ
3年分まとめてみると、国別の出題割合、傾向が分かるかと思います。
教本の隅々を勉強し、覚えることを求められています。
国・カテゴリー | 設問内容 |
フランス | 【2018】 INAOのフルネームを原語で シャンパーニュ最南端GCの名称、原語で 設問の対象AOCを原語で 南西地方、セレクショングランノーブルのAOPを原語で Pineau des CharentesのVIEUXの熟成期間 アルザス、ヴァンダンジュタルティブ最低糖度 【2017】 【シニアワインエキスパート】 【2016】 【シニアエキスパート】 |
イタリア | 【2018】 対象のDOCGを原語で DOCGサブリージョンの有名な農園名 土壌名 【2017】 【2016】 【シニアエキスパート】 【シニアソムリエ】 |
ドイツ | 【2018】 ワインの名称 ベライヒ原語 バイエルンソーセージ、地元料理 【2017】 【2016】 |
スペイン | 【2018】 DOCA名称 Riojaの新しいカテゴリー DOを原語で 2003年VPの名称、原語 【2017】 【2016】 - |
ポルトガル | 【2018】 ヴィーニョベルデ、サブリージョン名 マデイラ最低樽熟成期間 初スパーリングワインのDOP 【2017】 【2016】 【シニアエキスパート】 【シニアソムリエ】 |
ルクセンブルグ | 【2018】 -
【2017】 【2016】 - |
英国 | 【2018】 スパークリングワインの俗称 【2017】 【2016】 - |
オーストリア | 【2018】 ヴァッハウの主要町名 最初のDAC ヴァッハウの季節料理 【2017】 【2016】 |
ハンガリー | 【2018】 地元料理と合うワイン ドナウ川の支流名 【2017】 【2016】 |
スイス | 【2018】 地域でのシノニム 【2017】 【2016】 【シニアエキスパート】 【シニアソムリエ】 |
スロヴェニア | 【2018】 生産地域、原語で 【2017】 【2016】 - |
ブルガリア | 【2018】 -
【2017】 【2016】 - |
クロアチア | 【2018】 -
【2017】 【2016】 - |
ジョージア | 【2018】 ブドウ名称、原語で ツボの名称 【2017】 【2016】 - |
ルーマニア | 【2018】 -
【2017】 【2016】 |
モルドバ | 【2018】 有名なセラーのあるIGP 【2017】 - 【2016】 - |
ギリシャ | 【2018】 該当するワインを産出する島名 PDOの名称を問う設問 【2017】 【2016】 |
アメリカ | 【2018】 ナパAVA原語で 生産形態原語で AVAの場所 トーマスという災害 【2017】 【シニアソムリエ】 【シニアワインエキスパート】 【2016】 【シニアエキスパート】 |
カナダ | 【2018】 交配品種、原語で 郡の位置 【2017】 【2016】 - |
チリ | 【2018】 原産地呼称、原語で ラベル表記名称、原語で ムクロン 増殖法 【2017】 【2016】 |
アルゼンチン | 【2018】 -
【2017】 【2016】 【シニアエキスパート】 【シニアソムリエ】 |
ウルグアイ | 【2018】 -
【2017】 - 【2016】 - |
オーストラリア | 【2018】 シラーズの最高ランク生産者名 酒精強化ブドウ品種名 主要GI名称、原語で 【2017】 【2016】 【シニアエキスパート】 【シニアソムリエ】 |
ニュージーランド | 【2018】 対象のGI原語 日本人醸造家の氏名(マーティンボロ) 【2017】 【2016】 |
南アフリカ | 【2018】 地域の位置 地区名原語 【2017】 【2016】 【シニアエキスパート】 【シニアソムリエ】 |
日本 | 【2018】 歴史上人物、漢字 ワイン法→ラベル表記法 主要産地特徴把握 【2017】 【2016】 |
その他 | 【2018】 アジアのワインに関して ➡中国のワインシティ/タイの低緯度産地 【2017】 【2016】 【シニアソムリエ】 |
概論 | 【2018】 リキュール原語 香り成分化学式 焼酎、漢字で 醸造方法(原語、内容) ブドウのクローン 統計(急上昇2カ国) 【2017】 【2016】 果皮に存在、血栓症を予防する働きがある物質名は? 【シニアエキスパート】 【シニアソムリエ】 |
サービス | 【2018】 2016年世界最優秀ソムリエ名を原語で 【2017】 Quinquna系アペリティフは? 【シニアワインエキスパート】 【2016】 【シニアソムリエ】 |
管理 | 【2018】 ワイン消費量等統計データ、小数点以下1桁まで 【2017】 【シニアワインエキスパート】 【2016】 【シニアエキスパート】 |
料理とチーズ | 【2018】 タイプ別、AOP原語で 【2017】 【2016】 【シニアエキスパート】 【シニアソムリエ】 |
テイスティング | 【2018】 テイスティング用語の意味(Refind、Astrigent) 【2017】 【2016】 |
日本酒 | 【2018】 糖化とアルコール発酵が同時に進む発酵名称は? 【2017】 【2016】
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対策とスケジュール
月ごとの計画
2月:ポイントまとめ(ブログ記事投稿準備含めて)
3月:教本読込、ソムリエ・エキスパート向けの基本的な格付け等の暗記
4月:エクセレンス対策向けワインスクールの受講
5月~試験前日
: 教本読込、地名、産地名等の原語対応
: 論文の練習
: インプットとアウトプットの繰り返し
: テイスティング練習(スクールの復習、独自の比較テイスティング)
※ 特に注力すること
- 地名、産地名を原語でしっかり覚える
- 教本の登場人物
- 気候・土壌など特徴をつかむ
- 特殊な栽培条件、醸造方法をもれなく覚える
- 各国の機関名、任意団体などをフルネームで原語で回答できるようにする
その他
教本以外も出題されるようなので、以下も併せて実施
- 協会主催の基本技術フォローアップセミナー(このセミナーで紹介されたことが出題される。)/昨年の募集要項➡こちらを参照!
- 協会誌ソムリエールの熟読(最新トピック、各種知見を深めるのに最適)
- 日々のニュースを確認(国内・海外のサイト等)
最後に
やるべきことを整理、改めて膨大な量を勉強しなければならない現実を突きつけられた感じです。
ある程度効率的な勉強をしなければならないのだと思いますが、出題傾向から考えると結局教本をしっかり読み込んで覚えるしかないということだと思います。
その中で記憶を定着させる方法などを工夫していくしかないのだと思います。
大変な作業ではありますが、教本の隅々まで読んでいると、知らなかった興味深い発見がいくつもあるので、それを楽しみに進めていきたいと思います。
エクセレンス対策の記事は、2月中旬から投稿再開予定です。(現在、ネタまとめ中。)
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